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さて出発 [2012プラハ・ウィーン]

 今日から一週間プラハとウィーンに遊びに行くというのに、準備不足のまま出発当日になってしまった。昨日は割りと早くに荷造りが終わったので、6時半に起きてもそれほどしんどくはない。ということで父に電話をしてから出発する。中継地のシャルルドゴールから次に連絡することにしよう。
 外に出ると幸い通りには昨日の雪は残っていない。このあたりの坂は雪が凍ると滑る車が多くて、昨日の晩雪がちらついたときには今朝のタクシーを心配したけどもんだいなさそうだ。でもなぜかタクシーを捕まえようとするがなかなかつかまらない。トランクを2個も持っていると敬遠されるのか?
 今日のタクシーは不忍通りから上野に向かう。この辺では京成上野の駅を頼むと、上野高校の下を抜けて地下のタクシー乗り場の側に抜けるのが多いのだけど、今日は正面の側。券売所に行くと時間は7時30分を少し前。奥さんはためらわずに7時32分の券を買えという。切符を買おうとして京成成田と言ってしまい、駅員に聞き返され、奥さんに「第2ターミナル」と訂正される。新聞が買えないよーーと思いつつホームまで走る。11時のJL405だから一便まってもいいと思うんだけど、寒いでしょと言われてしまう。
http://www.keisei.co.jp/keisei/tetudou/skyliner/pdf/skyliner_time_j.pdf
 
 いつものことだけどスカイライナーは上野では乗っている人は少ない。ほとんどが西日暮里から乗ってくる。今日もまたそのパターン。上野で京成に(もしくは京成から)乗り換えるのは誰も普通したくないよな。観光客が多い。これが日曜の午前の成田行きだと出張風の人がずっと増える。
 新しい路線になってから本当に成田が近くなった。でもこの路線ができるのになんでこんなにかかったんだろう?だれも反対する人はいないだろうし、公共工事で潤う連中も多いだろうにね。羽田の拡張路線が決定して、いまさらという感じがしないこともないけど。

 成田は結構混んでいる。旧正月とぶつかったせいかもしれないけど、JALのエコノミーの列は相当長くなっていて、ビジネスもそこそこ、他の航空会社も混んでいる。いつか旧正月の終わりの週末に出発することになって、すごい混雑に巻き込まれたことがあった。幸い今日は待たずにチェックインができて、しかもラッキーなことにエコノミーからプレミアムエコノミーにアップグレードされていた。混んでる便で非常口席が確保できず、疲れるなぁと思っていただけに幸せ。さてあとは荷物がシャルルドゴールでロストしないことを祈りましょう。
 ロビーで奥さんと同じ職場の人とばったり。これから上海に行くらしい。

 チェックイン後、さくらラウンジで毎回恒例の朝食。なぜだか知ないが私はここのご飯と明太子が大好き。来るたびに食べてる。奥さんはパンと卵とソーセージ。その組み合わせならこれからいくらでも食べられるのに。近くのアメリカ人と日本人の夫婦らしいカップルの子供がソファーによじ登ってる。しつけ悪いね。しょせん日本に(とばされて)来るようなアメリカ人なんてこんなもんか。それともアメリカでも時代が変わったのかな。私が知っていた時代のアメリカの中産階級の子供に対するしつけは結構厳しかったと思うんだけど。
 免税店での買い物はIへのお土産のタバコだけ。このタバコ、成田からフランス・チェコ・オーストリア・ドイツと回って横浜に行くことになる。どっかで峰売ってやってください。奥さんと少しだけ見て回るけど、ほしいものもあまりないし、唯一ほしいフェラガモのネクタイはこの値段じゃ買う気にならないので、結局なにも買わず。

 JALの機内食は一時期に比べるとずいぶんよくなったような気がする。ぶり大根をいただきました。これでエコノミーなら十分。プレミアムエコノミーなので歯ブラシとかくれる。JALの耳栓が気に入ってるので、使わない奥さんにももらってもらう。このときもらった歯ブラシは結局この旅行中ずっと使うことになった。
 映画は”マネーボール"と”はやぶさ”の2本を見た。マネーボールは原作が面白かっただけに、正確なダイジェストではあるものの、とてもあっさりしていてちょっと肩透かし。はやぶさはお話自体は特筆すべきことはないけど、最後がパリ到着ぎりぎりになったもので、あの帰還のときのシーンが見られるかちょっとどきどき。それにしてもすごい技術だよなぁ。後はひたすらウォークマンでモーツァルトを聴いてすごす。今日は弦楽四重奏集。
 しかしなんでJALはプラハ行きの乗り換え便をパリ経由で指定してるんだろう。フランクフルトのほうが全然距離が近いはずなのに。前回のローマはわからないこともないけど、ロンドン経由かパリ経由といわれたら、何でフランクフルトはだめなのって聞きたくなる。前々回はまだあったアムス経由も指定できなかった。すいてただろうにね。

 パリは冷たい小雨。別に外に出るわけじゃないので、濡れるってことじゃないけど、いかにもヨーロッパの冬の空。でも意外と暖かい。10℃以上ある。前回は入国審査で結構並んだけど、今回は全く待ちなし。おまけに入国管理のお兄ちゃんも全然やるきなし。せめてさパスポートの写真ぐらい見ろよ。いきなり真ん中辺のページにスタンプされた。まぁいいけど。
 シャルルドゴールについたのが4時ぐらいで、乗り継ぎ便が8時前のチェコ航空とエールフランスのシェアコード便なので時間がいっぱい。でもシェンゲン条約加盟国間なので免税店もたいしたことないし、することがない。この時間じゃパリ市街までいって戻ってくるのは時間的に何かあったらちょっと怖いし。
 ついたのがターミナル2Eで、乗り換え便が2Dだったので徒歩で移動。前々回のフィレンツェは2Gってはるかかなたまでバスで行かなきゃならなくて、しかもついたターミナルがローカル空港風でさびしかったのに比べれば全然まし。時間があるので2Dを通り過ぎて2Bまで行ってみる。どうも2BはLCC用ターミナルらしい。
 マックやらスタバやらで、フランスらしさは感じられない。こんなもの?スタバで時間をつぶす。やたら泡の多いラテだった。AUの携帯からあっちこっちに到着連絡。それにしても落ち着かない。
 日本通信のSIMがNTTと認識されてローミングできたらと思ってやって見たけど、全然だめ。当たり前か。GPSは使えるので、Google Mapで現在地は事前にキャッシュしてあった地図上に表示される。でもMyTrackは地図が表示されれない。不便。なんでこの二つのソフトをGoogleは統合しないの?

 まだチェックインした後の待合スペースのほうが落ち着くだろうってことで、チェックインしたらこちらのほうが全然いごごちがよい。さっさと入ればよかった。それにしても最近こういった場所で日本語を聞くことがとても減った。今回も親子3人連れ(現地駐在員?)と女性4人組(旅行者・関西弁)ぐらい。あとは中国人か韓国人。旧正月だからかな。
 お腹がすいたのでサンドイッチ。奥さんはベーグルの間にサーモン、私はパゲットにハム・ゆで卵・ドライトマト。二人で10ユーロ。まぁ1Euro=100円だからいいけど、175円とか言われたら泣くなぁ。
 出発が19:55の予定だったのが20:15に遅れると女性4人組の一人が言っている。全然アナウンスが聞き取れない。フランス人の英語のせいかなぁ。これでも英語はできる人ってことになってるんだけど。やれやれ。おまけに見ていなかったら、いつの間にか搭乗が始まっている。やれやれ。
 機体はチェコ航空のA321。機内食はどうなるかと思っていたら、クラッカーが一袋。空港で食べておいてよかった。この時間時差もあってプラハでもう食べに行く気力はないし。

 プラハ空港はさすがにこのじかんだともう両替窓口がひとつやっているだけで、ほとんどクローズ。出迎えの運転手さんとはすぐにあえた。日本語の固有名詞は知っているようだ。途中プラハ城が見える。明日ここに来る予定。20分ほどでホテル(Hotel Pariz に到着。フロントのお姉さんの笑顔がすばらしい。
 翌日の朝食は"Sarah Bernhardt Restaurant"だという。てっきり"Café de Paris"のほうだと思っていて、Sarah Bernhardtで食事をする予定はなく、すばらしアールデコの内装は見られないと思っていたのでちょっとうれしい。一方LANは客室は有料。ロビーなら無線LANが無料のこと。どうするか?明日考えよう。
 ロビーの内装もとても美しい。明日が楽しみ。
  
 
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